昨年の春、勇ましいオカメヅタの壁上り…と表現した 裏庭から眺める家の側面です。 1年経った今では…、 まるでケモノのように白い壁を征服しつつあるオカメヅタ。 同じ時期に家を建てながら すでに壁の塗り替えを済ませているおうちが少なくない中、 わたしたちがオカメヅタに許しているこのことは 信じられない類のことではないかしら、と思うと 少し…不安なわたしです。 そのうち、オカメヅタが家の中で「やあ」と言うかもしれません。 カシワバアジサイ‘スノークイーン’の足元で咲く、 我が家で一番華やかなダブルのクリスマスローズ。 あとの3種類は、秋に移植した影響か、可愛いお顔を拝見できず…。 来年こそは、と思います。 ブルーのヒヤシンス。一番条件の悪い場所で、健気によく咲いてくれます。 昨年お迎えした、プルモナリア‘ブルーエンサイン’。 ハーブとしては、ラングワートという名前の方がお馴染みですね。 シビリカが終わる頃、ムスカリたちと一緒に咲き出し、 その場所に鮮やかなブルーを途切れさせることがありません。 水仙‘マウントフット’はスノーフレークやムスカリ、イフェイオンと共に 庭のあちらこちらに、繰り返し使っている秋植え球根です。 今年は4月の末からようやく咲き始めました。 日当たりがそれほど良くないため、花付きは多くありませんが。 #
by blackbird9280
| 2011-05-13 22:53
春の訪れが遅かった今年は、4月も終わりの頃に開花し始めた雪柳でした。 東南角のヤマボウシの下で、塀越しに細い腕をたくさん伸ばし 通行人に、おいでおいでをしています。 うつむき加減で歩いている、 登校途中のこどもの行く手を阻んでびっくりさせているのを目撃してからは、 剪定を強めにして 雪柳が道路に飛び出さないように気をつけてはいるのですが、 今年も、やはりこんな風になってしまいました。 昨年、この場所にようやく落ち着いたアンティークのチムニーには ブルーのグラデーションのパンジーだけを仕込みました。 煉瓦やラティスの茶色、オカメヅタの濃い緑といった重たい色の中で 水仙‘マウントフット’と紫陽花の葉の斑が 雪柳の白と呼応して、少し明るさを呼んでいるように思います。 #
by blackbird9280
| 2011-05-11 22:21
ほとんど散りかけた八重の枝垂桜に替わって 窓辺に現れたブルーのお花たち。 奥に見えるのがビオラ・ラブラドリカ(黒葉ビオラ)と ベロニカ‘オックスフォードブルー’。 手前には、鉢にみっちり仕込んだ、ムスカリ・アルメニアカム。 ムスカリは、庭に地植えにしている子たちより とてもゆっくり色づき始めました。 何日かけて、ブルーのかたまりになるのでしょうね? #
by blackbird9280
| 2011-05-10 00:31
4月の上旬、上野の国立西洋美術館に足を運び、 「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」を堪能しました。 レンブラントの明暗表現を考察するために 今回の展覧会に集められた作品は、 僅かに絵画と素描があったものの、そのほとんどが版画でした。 そして、同じ作品でも、版画用紙や銅板原版までもが変わることで、 いくつかのヴァージョンが並ぶセクションもあります。 予備知識なしで鑑賞した時に いったいどんな感想が生まれるのかなと余計な心配はありましたが わたし自身は、珍しく大雑把ながらも解説を拾い読みしながら回ったので とても興味深く、そして楽しめた展覧会です。 レンブラントが好んで使ったらしい 薄いクリーム色の和紙刷りの作品が特に良かったので、 そのポストカードを何枚かとこのカタログを求めて 美術鑑賞に付き合ってくれた長女とともに、上野を後にしました。 毎日少しずつでもカタログに目を通して 本物を目にした感激が薄れないうちに 知識も蓄えて、などと目論んでいたのですが、 今のところ、本棚のスペースを埋めるのが役割、のような 存在になっている本です・・・。 #
by blackbird9280
| 2011-04-29 22:14
あいにくのお天気で、庭仕事ができませんでしたので、昨日の写真から…。 パーゴラの棚で、風に小枝を揺らす、小さな八重の枝垂桜が 心もち柔らかなピンクに咲き進み、春を実感させてくれます。 同じくパーゴラに置いているライラックの‘センセーション’。 購入した時から弱っていたせいか、 何年もお花を咲かせることができなかったのですが 今年はやっと、白の覆輪が入るお花に再会できそうです。 地植えにしている2本の白のライラックと違い この子は大きな鉢に入れてリビングの掃き出し窓のそばに置き、 穴があくほど観察してきました。 今年はどうなの?という、わたしの強すぎる視線に耐えきれなかったのでしょうか。 何とか頑張って絞り出した、という感じのとても小さなつぼみです…。 ペリウィンクル(ビンカ・ミノール)の匍匐茎の小さな葉の合間から やはり小さなシラー・シビリカが、心許なく咲いています。 それを励ますかのように、近くには我が家の庭番、ガーゴイル。 雪囲いのおりに、彼にも冬支度をさせたことをすっかり忘れていたわたしが 春一番のお庭で、こんないでたちに出会い唖然とすると…。 ねぇ?忘れてた?俺のこと…。 忘れてたよね? あんな小さなやつらに夢中になっちゃって…。 どうやら、新入りオーナメントのスズメたちを指しているようです。 脚立をぶつけられ、おでこに傷を作ってしまった時も怒らなかった彼が さすがに今回はふてくされていたようで…、 申し訳ないことでした。 #
by blackbird9280
| 2011-04-27 22:42
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by Sou
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