結婚式にまつわるあれこれから、商業的なものに縛られずに、大切にしたいことだけを取り出して形にしたふたりの儀式。
新郎Tちゃんのお母さまに無理を言って縫って頂いたという、シンプルで美しい麻のドレスに身を包んだ長女は、メイクアップとヘアスタイリングを自分の妹に手伝ってもらい、母親のわたしが作ったブーケを手にして花嫁になりました。
ブーケに使ったお花は、式の2、3日前からこの日に合わせたかのように咲きだした庭のばらです。
長女が生まれた88年に作出されたイングリッシュローズの「ウィンチェスターカテドラル」と次女のばら「グラミスキャッスル」。
Tちゃんと娘Yの大切な日に、わたしの育てたお花たちを添えられたことが本当に嬉しかったです・・・。